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with Nikon F6







 ■ コンパクト対一眼レフ


 子供を撮るにはコンパクトカメラか一眼レフか。結論から言えば、どちらでも、たとえ携帯のカメラでもいいからとにかく写真を撮っておくことだ。子供の成長は、どの瞬間も貴重な記録だ。手持ちのカメラなら何でも良い。コンパクトカメラと一眼レフを比較することはあまり意味がないと言える。

 それを前提に、あえて両者を比較すると、フィルム時代は次のような違いがあった。
コンパクトカメラのメリット:
比較的安い。軽い。持ち運びに楽。相手に威圧感を与えない。
一眼レフのメリット:
ピンぼけしているかどうかが事前にわかるから、ピンぼけ写真を減らせる。
シャッタータイムラグが短い=シャッターが素早く切れるから、シャッターチャンスを逃さない。
交換レンズを増やせば変化に富んだ写真が写せる。
 だがフィルム時代は、両者とも同じフィルムを使っていたので、画質という点でコンパクトカメラとファミリー向けの安い一眼レフセットでは大差はなかった。しかし、デジタルカメラの場合、コンパクトカメラと一眼レフではイメージセンサー(フィルムに相当するもの)それ自体の大きさが違う。一眼レフのイメージセンサーの方が大きいので、同じ画素数、たとえば600万画素でもコンパクトカメラとは段違いの画質になる。デジタル時代こそ、コンパクトカメラより一眼レフだ!と言える。

こちらが1/1.8コンパクトデジカメ(左)とAPS-Cデジタル一眼レフの画像(右)を比較したもの(両者とも約600万画素、焦点距離100mm相当、F5.6、ISO200。一部トリミング)。
コンパクトデジカメの画像APS-Cデジタル一眼レフの画像コンパクトデジカメの方が、同じ絞りでもバックがぼけない(被写界深度が深い)という点に注目。ポートレートを撮るには、イメージセンサーが大きい方が(またはフィルムを使う方が)断然有利だということがわかる。
 逆に、マクロ撮影では被写界深度が深い方が有利なのだが、コンパクトデジカメでは回折現象を避けるため、そもそも絞り込めない(このコンパクトデジカメではF5.6が最高)。結論として、マクロ撮影でも一眼レフの方がよいと言える。

 上の写真をピクセル等倍で拡大してみた。まずはコンパクトデジカメの写真。
コンパクトデジカメの画像(部分)
下がデジタル一眼レフの写真。
デジタル一眼レフの画像(部分)
 解像力や発色に歴然とした差があることがおわかりだと思う。一眼レフで撮った写真は、輪郭がくっきりしているし、ボディのラメがはっきり写っている。こういうところが、プリントしたときに大きな違いとなって現れる。子供写真をコンパクトデジカメでしか撮ってない人は、ぜひ一度一眼レフを使ってみてほしい。まるで別人のように写ると言っても過言でないからだ。

写真のプリントサイズと縦横比

(2006.2.2 2007.3.18加筆)








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